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メイウェザー氏 マクレガー戦合意報道を否定「引退生活を楽しんでいる」

[ 2017年2月15日 16:30 ]

フロイド・メイウェザー氏(AP)
Photo By AP

 14日にプロボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(39)が自身のインスタグラムを更新。次のようなメッセージを発信した。

 「メディアがいろいろと噂を流しているようだが、誰かと戦うなどといった契約は交わしていない。いまは引退生活に満足しているし、楽しんでいる。その心境に何か変化があれば、メディアからではなく、こちらからみんなに伝えるよ」。

 メディアが流している噂というのは総合格闘技界のスーパースター、コナー・マクレガー(28)とのボクシングでの対戦が契約合意間近、もしくは契約合意したというもの。ただ、両者が四角いリングで拳を交えるという報道はこれまで何度もされてきた。

 しかし、今回はメイウェザー氏本人の口から「契約合意間近」という言葉が飛び出したというもの。14日に米国のスポーツ専門局ESPNがこれを伝え、同局の関係者がバスケットボール観戦中のメイウェザー氏からそう聞いたという内容だった。マクレガーの地元アイルランドのアイリッシュ・サン紙(電子版)も同日に報酬面を含めて契約に合意したと報道。いよいよこのカードが実現するのかとファンに期待を持たせた。

 だが、これにすぐさまメイウェザー氏が反応。先のメッセージで報道を否定し、マクレガーが所属する格闘技団体UFCのダナ・ホワイト代表も異口同音だった。同代表はメイウェザー氏とマクレガーの両者にそれぞれ2500万ドル(約28億6000万円)の報酬で対戦をオファーした人物だ。はたして、事実を伝えているのは当事者だろうか、それともメディアだろうか。

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2017年2月15日のニュース