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高野人母美 王座返上 今後は「バンタム級で出直すことになる」

[ 2017年2月6日 17:09 ]

女子プロボクサーの高野人母美
Photo By スポニチ

 モデルボクサーとして知られる高野人母美(29=協栄)が、東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座を返上したことが6日、分かった。4日に発表された東洋太平洋の最新ランキングで王座が空位となっており、協栄ジムの金平桂一郎会長もこの日、返上を認めた。空位となった王座の決定戦には同級1位の後藤あゆみ(28=ワタナベ)が出場するとみられる。

 高野は2015年6月にプロ9戦目で東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座を獲得。しかし、同年11月に世界初挑戦に失敗し、昨年は再起戦を最後に現役引退する意向を表明した“引退騒動”を起こすなど、東洋太平洋王座の防衛戦を行っていなかった。昨年10月に6回TKO勝ちで再起に成功後、モデル経験を持つ後藤とベルトを懸けた“モデル対決”が期待されたが、今後は適正階級のバンタム級で戦う方針から王座を返上する結論に達した。

 金平会長は本人と電話で話し、返上の意思を確認したことを明かした。現役は続行する予定で、「防衛戦をしないのなら返上した方がいい。バンタム級で出直すことになる」と話した。

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