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マクレガー メイウェザー戦を語る「実現に前進」「彼以外は眼中にない」

[ 2017年1月29日 16:33 ]

コナー・マクレガー(AP)
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 総合格闘技UFCのライト級王者コナー・マクレガー(28)が28日、英国マンチェスターで企画されたライブインタビューにおいて、噂されているプロボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(39)との対戦について深く語った。

 マクレガーにとってメイウェザー戦は高額な報酬が期待できるまたとないチャンス。UFCでは1試合数百万ドルという報酬だが、それが一気に跳ね上がる可能性がある。実際、UFCのダナ・ホワイト代表は両者に対して2500万ドル(約28億7800万円)の報酬を約束して対戦のオファーを出している。マクレガー自身も乗る気で、昨年11月に米国カリフォルニア州で有効のボクサーライセンスを取得した。インタビューの内容がメイウェザー戦に割かれるのは当然の流れだろう。

 「この試合は自分が求めている以上のもので、実現へ向けて動いている。ファンが望んでいるし、自分も望んでいる。今年の年末か来年の初めには実現するのではないかな。ホワイト代表のオファーはうれしく思うよ。いまの段階で正式決定とはいかないが、そのゴールに近づきつつある」。

 具体的に「今年の年末か来年の初め」と試合の開催時期を語っているが、どれほど信頼性のあるものかは分からない。マクレガーの話はさらに続く。

 「メイウェザーとパッキャオが戦った“世紀の一戦”が5億ドル(約575億円)規模の興行だったなら、自分とメイウェザーの試合は10億ドル(約1150億円)だ。ファンは金を払うさ。ロープのあるリングに上がり、グローブをはめる。自分の次の試合はそうなるね。とにかく、メイウェザー戦以外は眼中にないんだよ」。

 ジョゼ・アルド、ネイト・ディアス、アンデウソン・シウバ、ジョルジュ・サンピエール。オクタゴンにはこうした強者が顔を揃える。しかし、マクレガーの頭の中で膨らむイメージは、4オンスのオープンフィンガーグローブではなく、8オンスのグローブをはめた自分がメイウェザー氏と相対する姿だ。

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2017年1月29日のニュース