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パッキャオ 今でも「負傷なければメイウェザーに勝てた」「格闘家とも戦う」

[ 2017年1月23日 16:31 ]

マニー・パッキャオ(AP)
Photo By AP

 マニー・パッキャオ(38)は今でも「世紀の一戦」で勝利することができたと考えている。2年前の5月、フロイド・メイウェザー氏(39)と拳を交えたパッキャオは判定の末、キャリア6敗目を喫した。スコアカードはジャッジ2人が116―112、1人が118―110。完敗だった。

 これは両者のボクサーとしての力の差をはっきりと示したものだろうか。パッキャオは試合後に右肩を負傷していたと明かした。そのアクシデントがなければ、結果は違ったものなっていただろうか。少なくとも本人はそう考えている。以下は米国のボクシングサイト「ボクシング・ニューズ24」で21日に掲載されたコメントだ。

 「ジャッジの目からは負けに映っただけで、周囲は自分が負けたと見ていなかったよ。右肩を痛めたのは3回か4回で、その後は左手一本だけで戦っているような感覚だったね。最終回まで戦えたことを神に感謝したいよ」。

 万全であれば勝てたということだろう。ならば再戦をセットしたいところだが、メイウェザー氏は「決着はついた」と興味を示さない。しかも、同氏はすでに現役を退いている。リング復帰があるとすれば、パッキャオとの対戦ではなく、総合格闘技のスター選手であるコナー・マクレガー(28)を相手にする可能性の方が高い。

 噂されているこのメイウェザー氏とマクレガーの対戦。パッキャオも注目しているようで、ボクシングのルールであれば、マクレガーと戦う気だという。「格闘技のルールではなく、ボクシングあれば戦うよ。彼がボクシングをしている映像は見たことがないけれど、格闘技とボクシングはまったくの別物。(ボクシングでは)きっと彼は動き回るのではないかな」。

 しかし、いまパッキャオが集中すべきは次戦。4月23日に予定されているジェフ・ホーン(28)との試合に向けてしっかりと調整してもらいたい。

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2017年1月23日のニュース