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田口 大田区民栄誉賞内定、昨年大みそかに∨5「本当にありがたい」

[ 2017年1月18日 16:43 ]

松原忠義・大田区長(右)から5度目の防衛を祝福される田口良一い
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30=ワタナベ)が18日、地元の東京・大田区役所を訪れ、昨年の大みそかに大田区総合体育館で5度目の王座防衛に成功したことを松原忠義区長に報告した。松原区長は田口が区民栄誉賞に内定し、3月12日に表彰を行うと明かした。同区出身のスポーツ選手では、11年にサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の丸山桂里奈が受賞して以来2人目の受賞という。田口は「自分でいいのかなという気持ちもあるけど、防衛も重ねて、世界王者になった頃よりは自信がついた。本当にありがたい」と感謝を口にした。

 5度目の防衛戦ではランキング3位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)を相手に決定打を打ち込めず、三者三様の採点により引き分け防衛。「(プロで)29戦やってきて、一番やりづらかった。前半にボディーを打てず、難しい試合だった。冬場なので減量もきつかった」と振り返り、「いい経験になった。また頑張っていきたい」と成長を誓った。ワタナベジムの渡辺均会長によると、次戦は「5、6、7月ぐらいにやりたい。場所はもちろん大田区総合体育館」とのこと。昨年は3試合を消化した田口は「2年間で5試合ぐらいが理想」と話した。既にランニングを行っており、19日からジムワークも再開する。

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2017年1月18日のニュース