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亀田興氏がライセンス申請 弟和毅のトレーナーに、「常勝軍団を」

[ 2017年1月12日 16:46 ]

協栄ジムのトレーナーとしてのライセンス申請書類を提出した亀田興毅氏(中央)
Photo By 共同

 ボクシング亀田3兄弟の長男で元世界3階級制覇王者の興毅氏(30)が12日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、協栄ジムのトレーナーとしてライセンスの交付を申請した。

 JBCによると手続きに問題はなく、数日でライセンスが発行される見通し。2階級制覇を狙う元WBO世界バンタム級王者の三男・和毅(25=協栄)の試合ではセコンドに入る予定という興毅氏は「もう一度日本のリングに、トレーナーという形で上がれたらうれしい」と話した。

 興毅氏はチーフトレーナーとして、技術面を教えるトレーナーやフィジカルトレーナーらを集めた「チーム和毅」をまとめる役割を担っており、「野球で言えば監督みたいなポジション。原(辰徳)さん、長嶋(茂雄)さん、星野(仙一)さんみたいなポジションで活躍していけたら。目指せ長嶋監督。常勝軍団をつくります」と抱負を述べた。これまで兄弟の試合でセコンドについたことはあるが「何もしてなかった」と苦笑し、「ビデオを見てトレーナーの研究をしたい。エディー・タウンゼントさん、カス・ダマト、フレディー・ローチとか」と意欲を口にした。協栄ジムの金平桂一郎会長によると、和毅の試合よりも前に同ジムの興業でセコンドの経験を積ませることもあるという。興毅氏も「和毅だけでなく、今後いろいろな選手にも生きてくる」と、将来的には他の選手を指導する可能性も示唆した。

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2017年1月12日のニュース