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大橋会長「早め」希望 バンタム級で「尚弥VSロマゴン」実現も 

[ 2016年12月31日 05:48 ]

井上尚(右)は過去にローマン・ゴンザレスと自撮りしたことも
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 大橋ジムの大橋秀行会長は、井上尚とローマン・ゴンサレスのビッグマッチについて「体重の問題がある。早めにやりたい」と希望した。普段から体重を抑える調整法で減量は楽になったが「それでもきつい」と大橋会長。来年の対戦が実現しなければバンタム級に上げて3階級制覇を狙い「ロマゴンも上げてもらってバンタム級でやるというのもある」と話した。

 ロマゴンは9月10日に米ロサンゼルスでWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に3―0の判定勝ち。視察に訪れた井上尚の目前で4階級制覇を達成し、「喜んで井上と戦う」と話した。来日していた今月上旬には後楽園ホールで行われた興行に顔を見せ、2ショットにも納まっていた。

 だが、次戦はまだ決まっていない。判定に不満なクアドラスとの再戦をWBCは認めたが、ロマゴンは初戦から倍増のファイトマネー80万ドル(約9360万円)を要求。受け入れられない場合は「ベルトを放棄して別の王座を狙うことも可能」と話しており、井上尚との対戦まで時間がかかる可能性もある。

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2016年12月31日のニュース