松本７カ月ぶり再起戦　初黒星ロペスに雪辱ＴＫＯ「うれしかった」

８回戦   ○松本亮　６回２分４５秒ＴＫＯ　ビクトル・ウリエル・ロペス● （ 2016年12月30日    有明コロシアム ）

初黒星を喫したロペスに雪辱ＴＫО勝ちを収めた松本（右）
Photo By スポニチ

　元東洋太平洋スーパーフライ級王者の松本は７カ月ぶりの再起戦をＴＫＯ勝利で飾った。５月にプロ１８戦目にして初の黒星を喫したロペスとのダイレクトリマッチ。６回に右ストレートでぐらつかせ、レフェリーのストップを呼び込んだ。

　負けた時と同じ有明で復活の白星を挙げ「ずっと悔しくて、トラウマがあった。ロペス選手が僕を強くしてくれたと思う。勝ててうれしかった」と悪夢を振り払った。

　前戦では持病の副甲状腺機能亢進（こうしん）症で体調不良に陥り、９月に患部を摘出する手術を行った。その後１カ月安静で練習を再開したのは１０月からだったが、短い準備期間でもきっちり仕上がった。「来年は世界を目指して頑張りたい」と強気に語った。