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魔裟斗 五味とドロー 初対決は痛み分け

[ 2016年12月31日 21:33 ]

K―1ルール(3分X5ラウンド)   魔裟斗―五味隆典 ( 2016年12月31日    横浜・大さん橋ホール )

魔裟斗
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 元K―1王者・魔裟斗(37)と元PRIDE王者・五味隆典(38)が31日、TBSの特番「KYOKUGEN2016」内でK―1ルールで対戦し、引き分けた。

 魔裟斗は序盤から五味の左脚にローキックを集め、相手の動きを止めたが、最終5回も詰め切れず、両者ダウンなしの引き分けに終わった。

 3分5ラウンド、判定なし、KO決着のみという“極限ルール”での初対決。総合格闘技の全盛期にカリスマ的人気を誇った2人は、対戦の噂が何度も浮上しながら実現に至らなかった。昨年の大みそかに6年ぶりにリング復帰し、山本“KID”徳郁を破った魔裟斗は今年も夏から練習を開始。K―1のリングで戦ってきた“反逆のカリスマ”に軍配は上がらなかった。

 試合後、魔裟斗は「最高の気分。楽しい半年間を過ごすことができた。僕らがちょっと前の時代の格闘技を引っ張ってきたんで、新しいK―1の頑張っている若い子たちにうまくバトンタッチできればと思ってる」と笑顔。五味は「大みそかに判定。今日だけはOKにしてください。(魔裟斗は)ファイターとして本当に尊敬できる方。来年は総合でやると思います」と再戦に意欲を示していた。

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