河野も減量順調　ライバル対策は万全「右が当たれば倒れる」

ＷＢＯ世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者・井上尚弥≪１２回戦≫同級１０位・河野公平 （ 2016年12月30日    有明コロシアム ）

予備検診を受ける河野。後ろは井上尚
Photo By スポニチ

　河野公平（３６＝ワタナベ）は８月の世界戦から身長が１センチ伸びて１メートル７２になった以外ほぼ数値に変化はなかった。リーチは１メートル７１．２だった同級王者・井上尚弥（２３＝大橋）とほぼ同じ長さ。顔色も良く「いろいろ対策を考えているが、右が当たれば倒れると思う。アッと言わすような試合をします」と言い切った。体重もリミットまで残り１キロと減量は順調という。

　通算４３戦目となるベテランは「オーバーワークにならないようにスパーリング打ち上げ後は追い込みすぎないようにした」と大一番へ気合十分だ。