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パッキャオ 次戦は早くて来年6月か プロモーターがその可能性示唆

[ 2016年12月14日 15:53 ]

マニー・パッキャオ (AP)

 米国のボクシングサイト「ボクシング・シーン・ドットコム」は13日、マニー・パッキャオ(37=フィリピン)の次戦は早くても来年の6月になりそうだと伝えた。

 プロモーターのボブ・アラム氏(85)がその可能性を示唆。同メディアに対して次のように語った。「来年は2試合の予定となる。6月に試合を行えば、その次は11月。それでいいじゃないか。有料放送(ペイ・パー・ビュー=PPV)をするのに値しないような無駄な試合はしたくない」。

 母国フィリピンでは国会議員としての顔を持つパッキャオ。その職務もこなさなければならず、以前のように多くの時間をボクシングに割くことはできないだろう。名プロモーターの言う通り、年2試合が限界かもしれない。

 アラム氏は年明けすぐにフィリピンへ赴き、パッキャオとともに次戦の相手について話し合うとのこと。その人選は本人に任せるそうだ。今まで対戦を渋っていたテレンス・クロフォード(29=米国)は対戦候補の一人。ただ、引退したフロイド・メイウェザー氏が現役に復帰すれば、再び両者が拳を交える可能性もある。

 アラム氏は言う。「期待していないが、もし、フロイドが復帰を決意したら、マニーと対戦したがるだろう。我々もそれを望むね。今のところそういった兆候はないけれど」。あの「世紀の一戦」でパッキャオはメイウェザー氏に判定負け。右肩を痛めてのリングだったために悔いが残る。万全の状態で雪辱したい気持ちはあるだろう。

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2016年12月14日のニュース