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新日・内藤 プロレス大賞初受賞 棚橋、オカダ挑発「追いついて」

[ 2016年12月14日 06:00 ]

プロレス大賞を初受賞した新日本の内藤は、テーブルの上に横たわり、IWGPインターコンチのベルトとともにポーズを決める
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 16年プロレス大賞の選考会議が都内で行われ、最優秀選手賞(MVP)は新日本の内藤哲也(34)が初受賞した。

 今年は1月に中邑真輔(36)らが退団する中、3月のニュージャパン・カップを初制覇し、4月にはオカダ・カズチカを破り、IWGPヘビー級王座を獲得した。6月に王座から陥落したものの、9月にはIWGPインターコンチネンタル王座戴冠を果たし、NEVER無差別級王座を含めた史上初の新日本3大王座制覇を成し遂げた。所属するユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」はグッズの売り上げも好調。一躍、団体を支える存在となり「今までのプロレス大賞史上、最も価値のあるMVP」と豪語した。

 過去5年のMVPは同じ新日本の棚橋弘至、オカダ・カズチカのいずれかが受賞していたが、そこに風穴を開けた格好。「今回は風穴程度ではない。2人は俺を追いかけてくることになる。追いついてきなさいよ」と挑発した。IWGPインターコンチネンタル王者としてのMVP受賞は初めて。「一番悔しい思いをしているのは、どこか遠くにいる奴じゃないか」と同王座に5度戴冠しながらプロレス大賞MVPの受賞がない中邑を思いやる余裕までみせた。

 来年1月4日の東京ドーム大会ではIWGPインターコンチネンタル王者として棚橋の挑戦を受ける。棚橋は今年のMVPの選考で候補にも挙がらなかったこともあり「輝いていた頃の棚橋はどこにいったのか。寂しい限り」と奮起を促す言葉まで飛び出した。

 年間最高試合賞(ベストバウト)には、7月18日に北海道・北海きたえーるで行われたG1クライマックスAブロック公式リーグ戦、丸藤正道―オカダ・カズチカが選出された。

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2016年12月14日のニュース