拳四朗 3回TKOで初防衛、無傷9連勝 東洋太平洋Lフライ級

[ 2016年12月8日 21:35 ]

<OPBFライトフライ級タイトルマッチ12R 拳四朗×レスター・アブタン>3R1分57秒、レスター・アブタン(右)をTKO勝利で初防衛を成功させた拳四朗(左)
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 ボクシングの東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は8日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・拳四朗(BMB)が挑戦者の同級3位レスター・アブタン(フィリピン)に3回1分57秒TKO勝ちして初防衛に成功した。日本同級王座も保持する拳四朗はプロデビューから9連勝(5KO)とした。

 1回はアブタンの大振りフックをもらう場面もあった拳四朗だが、2回からは足を使ってジャブを突き、3回に右カウンターを打ち込むと挑戦者がぐらついた。ロープに詰めて連打を浴びせるとアブタンはロープ間から体がはみ出すようにダウン。「早く終わってくれ」と猛烈なラッシュをかけ、レフェリーストップを呼び込んだ。

 「序盤が固かったので60点」と切り出した拳四朗は「3回まではジャブを突いていく予定だったので、(3回KOは)予定外。自信にはなりました」と童顔を笑みで満たした。プロデビューから意識して体幹強化に取り組み、世界挑戦へ向けてパンチ力アップの確認がテーマだっただけに、「アピールできたのはよかった」という。リング上で「来年は皆さんを世界へ連れていく」と話して喝采を浴びた拳四朗の世界挑戦について、父で元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永会長は「春ぐらいにはできるように考えたい。可能性はWBC(ガニガン・ロペス=メキシコ)かIBFの暫定(メリンド=フィリピン)が近いかも」と明かし、「世界戦はこっち(東京)でやって、防衛戦で(地元・京都に)錦を飾れれば」と構想を披露した。

 また、セミファイナルの日本バンタム級タイトルマッチ10回戦は王者・益田健太郎(新日本木村)が挑戦者の同級12位・小沢サトシ(真正)に2回1分0秒KO勝ちし、2度目の防衛に成功した。開始からパワーパンチで優位に立ち、2回にボディーから右のダブルを顔面に当ててダウンを奪い、カウント中にタオルが投入された。通算成績を26勝(14KO)7敗とした益田は「練習してきたフックが当たった。こんなにうまくいくとは思わなかった」と笑顔だった。タイトル初挑戦に失敗した小沢は13勝(2KO)8敗となった。

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