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王者・拳四朗 計量パス、体幹強化に自信 東洋太平洋Lフライ級

[ 2016年12月7日 17:57 ]

東洋太平洋ライトフライ級王座の初防衛戦に臨む拳四朗(右)と挑戦者のアブタン
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチ(8日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦に臨む王者・拳四朗(BMB)はリミットより100グラム軽い48・8キロで一発パスした。挑戦者の同級3位レスター・アブタン(フィリピン)は350グラムオーバーしたが、約1時間後の再計量でリミットの48・9キロでパスした。

 拳四朗は日本同級王座2度目の防衛に成功した8月の試合で東洋太平洋王座も獲得。デビュー時から一環して体幹トレで体の強化を図っており、「デビューの頃と比べて全然違うと言われる。昔はけっこう幼児体形だったのに、大人っぽい体になってきた」と童顔に笑みを浮かべた。来年にも計画する世界挑戦へ通過点となる試合だが、「いつもどおり、パンチをもらわずジャブを突いて、ダメージをためていって中盤か後半あたりに倒せたら」と抱負。世界戦へ向けて確認したいことを問われると「体が大きくなっているぶん、パンチがどれだけついているかが気になる」と話した。

 また、セミファイナルで行われる日本バンタム級タイトルマッチの計量は2度目の防衛を狙う王者・益田健太郎(新日本木村)、挑戦者の同級12位・小沢サトシ(真正)ともにリミットの53・5キロで一発パスした。

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2016年12月7日のニュース