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コバレフVSウォード PPV売り上げ件数が明らかに 注目の一戦も…

[ 2016年11月30日 15:55 ]

ウォード(左)とコバレフは互いにパンチを繰り出す (AP)

 アンドレ・ウォードがセルゲイ・コバレフを判定で下した世界ライトヘビー級タイトルマッチの有料放送(ペイ・パー・ビュー=PPV)の売り上げ件数は16万件だった。29日に明らかになった。

 注目の一戦だけあり、1件あたりの価格は64ドル99セント(約7300円)から69ドル99セント(約7800円)とややお高め。両陣営のプロモーターは16万件という数字に関して言及しておらず、放送局のHBOもノーコメント。ただ、コバレフが所属するメインイベンツ社のケーシー・デュバ社長はもっと多く見積もっていたとのこと。以下は2016年におけるPPVの売り上げだが、デュバ社長のため息が聞こえてきそうだ。

・4月9日 パッキャオ―ブラッドリー第3戦 40万から50万件の間
・5月7日 アルバレス―カーン 60万件
・7月23日 クロフォード―ポストル 50万から60万件の間
・9月17日 アルバレス―スミス 30万件をやや下回る
・11月5日 パッキャオ―バルガス 30万件をやや上回る
・11月19日 コバレフ―ウォード 16万件

 ちなみに、過去最高の売り上げはあの「世紀の一戦」と呼ばれたメイウェザー―パッキャオ戦の440万件。コバレフ―ウォード戦はジャッジ3者ともに114―113と僅差だったため、再戦の声も聞かれるが、商業的な側面から考えると、二の足を踏みたくなる関係者もいるかもしれない。

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2016年11月30日のニュース