名物コメンテーター「コバレフは地元判定に泣いた」「再戦の価値なし」

[ 2016年11月21日 15:18 ]

コバレフ(左)のパンチがウォードにヒットする (AP)
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 米国ネバダ州で19日(日本時間20日)に行われた世界ライトヘビー級タイトルマッチの結果に驚いたファンも多いことだろう。王者セルゲイ・コバレフ(33=ロシア)が2回にダウンを奪いながらも、挑戦者アンドレ・ウォード(32=米国)に判定負け。コバレフは3本のベルトを失い、ウォードはスーパーミドル級に続いて2階級制覇を達成した。

 スコアカードはジャッジ3者ともに114―113と僅差。米国のボクシングサイト「ボクシング・シーン・ドットコム」では20日にHBOの名物コメンテーターとして長く活躍したラリー・マーチャント氏(85)のコメントを掲載している。以下がその内容だ。

 「試合終盤に私はこう言っていたんだ。“コバレフに相当なダメージを与えない限り、ウォードの勝ちはない”とね。実際、ウォードはできなかった。自分がジャッジならコバレフが3、4ポイントの差で勝利ではないかな。この結果は地元判定だと思うね。会場がロシアだったら、大差でコバレフの勝利だったかもしれない。ウォードが優れたボクサーであることは認めるが、この試合に関してはパンチを出してはクリンチするか後ろに下がってばかり。コバレフの方が有効打が多かったように思うね。コンビネーションも良かった。ポイントの振り分けが難しいラウンドもあったが、ほとんどのラウンドでコバレフがポイントを取ったと思うよ」。

 この一戦の契約には再戦条項があり、コバレフはそれを行使する構え。しかし、マーチャント氏は有料放送の売り上げで苦戦すると予想している。「再戦するほどの良い試合だったとは思えない。そういう契約があるのかもしれないが、また見たいと思うような戦いぶりではなかったよ。初戦よりも有料放送の売り上げが伸びると思うかい?」。

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