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武尊 3―0判定で初代王者&2階級制覇 K―1フェザー級

[ 2016年11月4日 00:00 ]

<K-1WGP2016>フェザー級トーナメント決勝戦で小沢(右)に左フックを見舞う武尊

 「K―1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」(スポニチ後援)は3日、東京・代々木第二体育館で行われ、フェザー級トーナメント決勝は武尊(たける、25=KREST)が小沢海斗(23=EBISU小比類巻道場)に3―0で判定勝ちし、初代王者になるとともにスーパーバンタム級との2階級制覇を達成した。

 武尊は1回戦で2回に左フックでダウンを奪うなどジェイミー・ウィーラン(22=英国)を終始圧倒して3―0判定勝ち。準決勝では強打のユン・チー(20=中国)と打ち合いを演じたが、2回にコーナーへ詰めて右フックの連打でダウンを奪うと、最後も右で倒してKO勝ちし、コーナーポストからバック転で飛び降りて喜びを表現した。一方、小沢は1回戦で左の飛び膝蹴りをジョシュ・トナー(28=オーストラリア)のみぞおちにめり込ませ、わずか57秒でKO勝ち。準決勝は長身のエリアス・マムーディ(18=フランス)から2回に右ボディーの連打でダウンを奪い、3―0判定で決勝へ勝ち上がった。

 決勝は序盤から武尊が激しくプレスをかけ、主導権を握った。膝蹴りを交えた右ボディー―左フックのコンビネーションで小沢を追い詰め、左フックで2度ダウンを奪うなど圧倒。KOこそ逃したが終始ペースを握り、6月に判定で破った小沢を返り討ちにした。表彰式では「日本のK―1チャンピオンがいないと始まらない」と大みそかの格闘イベントRIZINへの参戦を熱望。「K―1最高!」と絶叫した。

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2016年11月3日のニュース