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山中 米リング誌認定王者に「ボクシングやっていて良かった」

[ 2016年9月16日 20:47 ]

アンセルモ・モレノに勝利し、スタンドに向かって拳をむけ叫ぶ山中慎介

WBC世界バンタム級タイトルマッチ ○王者・山中慎介 7回KO 同級1位アンセルモ・モレノ●

(9月16日 エディオンアリーナ大阪)
 11度目の防衛に成功した山中は、米専門誌リングマガジンの世界王者認定ベルトを獲得。バンタム級で同誌認定の世界王者は1968年(昭43)のファイティング原田以来48年ぶりとなり、「ボクシングやっていて良かったです」と喜びを口にした。

 15年9月に判定勝ちを収めたモレノと再戦。互いにダウンを奪い合う激しい打ち合いとなったが、最後は「神の左」で倒しきった。「前回モレノに苦戦して、危ないかなと思っている方もいたと思うのですが、バチンと見返してやりました」と胸を張った。

 1922年創刊でボクシング界最高の権威を誇るリング誌は、独自に世界ランキングや王者を認定している。バンタム級1位が山中で、2位がかつてWBA王座を12度防衛したモレノだった。昨年9月に2―1判定の接戦を演じた2人による1年ぶりの再戦を、同誌は「バンタム級最強決定戦」と認定してベルトを授与することを決めていたた。

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2016年9月16日のニュース