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江畑佳代子「5回目の世界挑戦だけど気にせず、シーサーさんに勝ちたい」

[ 2016年9月8日 20:25 ]

ワタナベジム所属の女子ボクサーたち。(左から)宮尾綾香、古川夢乃歌、江畑佳代子、箕輪綾子、後藤あゆみ

 ボクシングのWBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ(21日、後楽園ホール)で王者・池原シーサー久美子(31=フュチュール)に挑戦する江畑佳代子(40=ワタナベ)が東京都品川区のジムで会見し、「5回目の世界挑戦だけど気にせず、シーサーさんに勝ちたい」と抱負を述べた。

 昨年5月の対戦では池原に7回負傷判定で敗れ、4度目の世界挑戦も実らず「今までのベストバウトで終わろうと」引退を表明。しかし、「女子ボクシングが盛んになってきたり、ワタナベジムに女子選手が増えていくのを目の当たりにして、もう少し現役として仲間たちのそばで頑張りたい、お局としてここに残りたいという気持ちが強くなった」と現役続行を決意。3月にタイ人選手を5回TKOで破り、再起を果たした。

 池原戦については「得意のアウトボクシングに磨きをかけてきた。前回と同じでは僅差で負けるので、それ以上に動いて、攻撃的な部分にも磨きをかけてきた」と勝算ありの様子。「40歳ですけど、技術的なこととか、まだ伸びしろはありました。執念を見せたいと思います」と決意を示した

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2016年9月8日のニュース