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宮崎 2階級制覇ならず「自分が弱かっただけ」

[ 2016年9月1日 05:30 ]

田口に敗れうなだれる宮崎(左)

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ○王者・田口良一 判定3―0 同級1位・宮崎亮●

(8月31日 大田区総合体育館)
 2階級制覇を目指した宮崎亮(28=井岡)は3年ぶりの世界戦の重圧で全く力を出し切れなかった。

 序盤から前に出ていくはずが、王者の左で前に出られずに逆に距離を取られてボクシングをさせてもらえなかった。敗者は「自分が弱かっただけ。ただそれだけ。攻めきれなかった自分にむかついている」と悔し涙をサングラスで隠しながら話した。

 井岡一法会長は「相手のがむしゃらさに負けた。前半からペースを取りに行ったら勝因はあったと思う」と残念そう。今後について宮崎は「何も考えていないが、反省していろいろ考えます」と明言は避けたものの、まだ28歳で再起は可能。もう一度出直すしかない。

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