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内山 事実上の“復帰宣言”大みそかコラレス再戦へ「火ついた」

[ 2016年9月1日 05:30 ]

ジムの後輩、河野と田口が出場したダブル世界戦のテレビゲストとして来場した内山

 前WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(36)は8月31日、ジムの後輩の河野と田口が出場したダブル世界戦のテレビゲストとして大田区総合体育館に来場。試合後に自身の再起について「はっきりと会長と話してないけど、やっぱり次の試合に向けて頑張りたいという気持ちが出てきた。単純に世界タイトルマッチっていいなと思った。あーやりたいなという気持ちが強くなった。火はつきました」と事実上の復帰宣言をした。

 練習も7月から再開しており「体重は以前と変わらない。スパーリングはやっていないが、いつでもやってもいい」と後輩の試合を見て本格的に気合が乗ってきたようだった。

 前日30日には、4月に2回KO負けした現WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)と大みそかに再戦する見通しであることが判明。それについては「全然ですよ。全く知らなかった」としつつも「負けたままじゃ終わりたくない気持ちは凄く強かった。今後また会長と話し合って発表したい」と明るい表情で話した。

 ジムの渡辺均会長も前向きだ。本紙既報通り、コラレス陣営から対戦オファーがあったことを認め、「内山次第だが受ける用意はある」と明かした。再戦の場合は、4月の対戦時に契約したオプション(興行権)を使用して大みそかの日本開催を予定。同会長は「WBAも日本の大みそかはボクシングのお祭りと認識している」と話した。

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2016年9月1日のニュース