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河野 0―3判定負けで4度目防衛失敗、終盤反撃も実らず

[ 2016年8月31日 20:07 ]

<WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 河野・コンセプシオン>4R、パンチを出す河野(左)

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・河野公平(35=ワタナベ)は同級1位で暫定王者のルイス・コンセプシオン(30=パナマ)に0―3の判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。

 初来日のコンセプシオンはアイアンマンの仮面をつけて入場。河野はガウン、トランクス、シューズ、グローブと全てラッキカラーの緑一色でまとめた。初回の河野はガードを上げ、円を描くようなステップで様子見に終始。コンセプシオンもリーチが短いだけに、前進しながらも踏み込まず慎重に試合を進めた。2回に入るとコンセプシオンが攻勢。河野もジャブで距離を取ろうとするが、終盤にはコーナーで打たれる場面もみられた。

 3回、河野は作戦を変更。ジャブを突いて前進し、コンセプシオンを後退させた。手数が少なくここで流れは変わらなかったが、4回に入ると打撃戦がスタート。フックを中心に手数を多く出すコンセプシオンをボディー中心に攻め、右のオーバーハンドも当たるようになった。5、6回と打たれながらも河野が前進してパンチを返す展開が続き、7回にはお互いに右フックが当たり、河野は左目尻をカットした。

 8回、左アッパーで一瞬ぐらついた河野だったが、ひるまずに応戦。右を何度も顔面にヒットさせた。9回には足の止まったコンセプシオンに右をダブルで当てて優勢に立った。しかし、10回はパンチの精度が鈍り、ダメージを与えられなかった。11回にはバッティングでコンセプシオンが左眉付近をカット。このラウンドはやや劣勢で進んだが、終盤の猛反撃で相手をフラフラに追い込んだ。

 最終12回は相手のローブローがあり、レフェリーは河野をコーナーで休ませた。再開後はコンセプシオンが前に出続け、河野が反撃して終了。コンセプシオンは勝利を確信してコーナーからバック転で下りるパフォーマンスを繰り返した。採点は115―113が1人、116―112が2人でいずれもコンセプシオンを支持。河野は事実上の王座統一に失敗した。

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2016年8月31日のニュース