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石原 UFC2戦目はグティエレスにTKO勝ち、ボーナス獲得

[ 2016年8月7日 22:00 ]

パンチを浴びせる石原(左)

 総合格闘技のUFCは6日(日本時間7日)、米国ユタ州ソルトレークシティーにあるビビント・スマート・ホーム・アリーナで“ファイトナイト:ロドリゲスvsカサレス”を開催した。

 メインでは、UFCフェザー級13位ながら注目の若手、23歳のヤイール・ロドリゲス(メキシコ、8勝1敗)と、アフロヘアが特徴的なアレックス・カサレス(米国、12勝8敗1NC)と対戦。試合は鳥人と呼ばれるロドリゲスが多彩な攻撃を繰り出すも、カサレスが落ち着いて対応し、ロドリゲスがスタミナ切れした第3ラウンド以降はほぼ互角の戦いになったが、2―1の判定でロドリゲスが激闘を制した。

 また、アーリープレリムではフェザー級14位の川尻達也(35勝9敗2分け)が、同級5位のカブ・スワンソン(米国、22勝7敗)と対戦。第1ラウンドでは川尻が踏み込んでパンチをヒットさせ、さらにテイクダウンを奪うなど優勢に進めたが、第2ラウンドにはマウントを奪われるなど形勢は逆転。第3ラウンドも思うように攻められず、逆にスワンソンのパンチを受け、最後も上からパウンドを浴びせられて試合終了。ベテラン同士の大激闘はスワンソンが3―0で勝利を収めた。敗れた川尻はソーシャルメディアのオフィシャルアカウントを通じて「勝てなかった。たくさんの応援ありがとう。期待に応えられなくてごめん。負けたけど。。。格闘技が好きだ」とコメントした。

 さらに、プレリムでは昨年の「Road to UFC:Japan」でUFCとの契約を勝ち取ったフェザー級の石原“夜叉坊”暉仁(25)が、UFC参戦から2試合目に臨み、オラシオ・グティエレスと対決した。試合はグティエレスがパンチで前に出て来たところに、石原の下がりながらの左ストレートがヒットし、崩れたグティエレスに攻撃を浴びせた石原がUFC初戦と同じ形でKO勝ちを収めた。試合後のインタビューでは、いきなりインタビュアーのジョン・アニックに、「How was my fight?(俺の試合どうだった?)」と英語で逆質問。「最高だった」との返答をもらうと「イヤー! I always (do a) good job!(いつも良い仕事をしますから!)」と叫び、その後も英語で「パーティーの準備はできてるぜ!ソルトレイクシティ、オレと一緒に来い!」とアピールした。また、この試合で石原は5万米ドルのパフォーマンスボーナスを獲得した。

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