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復帰2戦目の佐々木に感嘆…対戦相手・岡崎「若い 40歳に見えない」

[ 2016年8月1日 14:55 ]

40歳で現役復帰2戦目の佐々木基樹(右)と対戦相手の岡崎

 ボクシングの元東洋太平洋スーパーライト級、ウエルター級王者で40歳にして現役復帰した佐々木基樹(帝拳)が2日、東京・新宿フェイスで行われる興行で復帰2戦目となる8回戦に臨む。対戦相手は日本スーパーライト級9位の岡崎祐也(中内)で、復帰後初めて日本ランカーとの対戦。1日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量では佐々木がリミットより400グラム軽い63・1キロ、岡崎がリミットちょうどの63・5キロで一発パスした。

 予想よりも早くランカー戦が実現した佐々木は「自分にはあまり時間がないのでランカーなら誰でもよかった。(東洋太平洋王座を狙う)ライト級では誰も対戦を受けてくれず、1つ(階級を)上げたらやっと1人受けてくれることになった」と説明。復帰時は「40歳佐々木」の見出しで報じられることが多く、「10月に41歳になるので“41歳佐々木”というリングネームにしようかと思っている」とジョークで笑わせながらも、「ここまで来たらやることをやるだけ。自分を信じて応援してくれる人たちの期待を裏切ることはしたくない」と決意を示した。

 一方、岡崎は「僕も試合が決まっていなかったので、あんな偉大な人と試合できてうれしい。改めて見ると若いですね。40歳には見えない」と喜んだ。昨年4月に小原佳太(三迫)の東洋太平洋スーパーライト級王座に挑んで敗れたが、プロ野球は地元・広島の大ファンとあって「今年はカープも調子いいし、日本一になってくれると思うので、僕も日本一を目指します」と話した。

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2016年8月1日のニュース