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ウッドリー 1ラウンドKOでウエルター級王座奪取、最短記録更新

[ 2016年7月31日 21:30 ]

ローリー(右)にパンチを浴びせるウッドリー

 総合格闘技のUFCは30日(日本時間31日)、米国ジョージア州アトランタにあるフィリップス・アリーナで“UFC201:ローラーvsウッドリー”を開催した。

 メインでは、ウエルター級王者ロビー・ローラー(34=米国、26勝10敗)が同級4位のタイロン・ウッドリー(34=米国、15勝3敗)と対戦、第1ラウンド1分すぎにウッドリーが細かく左右に頭を振るフェイントとともにローラーの懐に飛び込むと、右のオーバーハンドがローラーの顔面を真正面から撃ち抜き、金網際に崩れ落ちるとレフェリーが試合終了を宣告した。ウッドリーは2分21秒という同級タイトル戦史上最短でタイトルを手にした。

 試合後、ウッドリーは「バックステージでは凄くリラックスしていた。リラックスしすぎていて心配だったくらい。ただ、このベルトが自分の腰に巻かれることを思い浮かべてきた。オクタゴンで戦い始めて以来、これはオレの使命だったから。驚くような気分だよ」とコメントした。敗れたローラーは「見ての通り。フェイントでガードを下げられてもらってしまった。予想していたケースだったが彼にそこをうまく突かれてしまった」と敗因を語った。

 また、セミメインでは女子ストロー級3位のローズ・ナマユナス(24=米国、6勝2敗)が同級5位のカロリーナ・コバルケビッチ(30=ポーランド、9勝0敗)と対戦、試合はコバルケビッチが首相撲からの強烈なヒジ打ちとヒザ蹴りで支配し、29―28、28―29、29―28のスプリット判定で勝利したことにより、近い将来、同級タイトルマッチが現王者のヨアンナ・イェンドジェイチェク(28)とコバルケビッチという2人のポーランド人ファイターにより争われることが濃厚となった。

 この模様は、6日22時からFOXスポーツ&エンターテインメントで録画放送の予定。

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2016年7月31日のニュース