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井岡 年末ビッグマッチ熱望「統一戦が見えてきた」

[ 2016年7月22日 05:30 ]

21日付のスポニチ本紙を手に喜びを新たにした井岡一翔

 WBA世界フライ級王者・井岡一翔(27=井岡)が3度目の防衛成功から一夜明けた21日、大阪市内のジムで記者会見し「勝ったことで統一戦が見えてきた。日々、まい進してやっていくだけ」と今後の抱負を述べた。

 陣営は今年末に予定する次戦でWBAスーパー&WBO王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との統一戦実現を目指す。父の一法会長は「もうメールは入れてある。来週にも話し合いを始める」と意欲を示した。本人も「WBAは複数の王者がいてややこしい。この階級で最強を証明したい」とビッグマッチを熱望する。

 強豪との頂上決戦が実現すれば世間の注目度は大幅にアップするのは間違いない。恒例の大みそか開催なら、またもや視聴率争いで“紅白”に挑む形となる。今回のV3戦の視聴率は地元の関西地区で14・2%(ビデオリサーチ調べ)を記録。中継したTBSの担当者は「期待通りの数字。(年末は)統一戦となれば15%ぐらい取れる期待はある」と強敵にひと泡吹かせる意気込みだ。

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2016年7月22日のニュース