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井岡、V3へ「自分のボクシング貫く」 和気は「リーゼント完璧です」

[ 2016年7月19日 13:38 ]

計量後に顔を突き合わせる和気(左)とグスマン。和気は思わず笑みをこぼす

 ボクシングのダブル世界戦(20日、エディオンアリーナ大阪)の調印式と前日計量が大阪市内のホテルで行われた。WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦の計量は3度目の防衛を目指す王者・井岡一翔(井岡)がリミットいっぱいの50・8キロ、挑戦者の同級6位キービン・ララ(ニカラグア)が100グラム軽い50・7キロでパス。IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦は世界初挑戦の同級1位・和気慎吾(古口)が100グラムアンダーの55・2キロ、同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)は500グラムも軽い54・8キロだった。

 計量に先だって開かれた会見で、井岡は「打って打たせないボクシングを練習からやってきている。やってきたことを出して連続KOになれば理想的だが、自分のボクシングを12ラウンド貫くことを意識して戦いたい」と抱負を述べた。

 また、世界初挑戦のララは「井岡は確かにいいチャンピオンで、いろんな選手と戦っているが、まだ私はとは戦っていない。明日は私がベルトをニカラグアに持って帰る」と意気込んだ。

 一方、和気はトレードマークのリーゼントについて「完璧です。気合入れて仕上げてきた」と話して報道陣を笑わせ「いつもの試合と同じと意識してきたが、こういう舞台になると緊張もそれなりに出てきた。上がりすぎないよう、いつもどおりのパフォーマンスができるようにしたい」と話した。

 また、22戦21勝21KO1無効試合のグスマンは「集中することが大事。そのためにきつい練習をしっかりやってきた。最後は相手が仰向けに倒れているだろう」と強気だった。なお、グローブはWBAフライ級タイトルマッチが両者とも日本製を使用。IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦が和気が日本製、グスマンがメキシコ製を選択した。

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2016年7月19日のニュース