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高山、6度目世界王座奪取へ 円滑体重移動で「全てが底上げ」

[ 2016年7月16日 05:30 ]

ケビン山崎氏(左)の指導で筋力アップを図る高山

WBO世界ミニマム級王座決定戦12回戦 同級1位・加納陸VS同級2位・高山勝成

(8月10日 兵庫・駒ケ谷運動公園体育館)
 国内最多6度目の世界王座獲得を目指す高山勝成(33=仲里)が東京・六本木のジム「トータルワークアウト」で体幹トレーニングを公開した。05年から指導を受けるケビン山崎代表のアドバイスを仰ぎ、パンチ力向上につながる効率の良い体重移動や筋肉の使い方に取り組んだ。

 同代表によると、高山は踏み出す足に「体重の90%が乗ってしまっている」ため、頭が突っ込んでバッティングによる負傷も多いという。一方、後方への体重移動がスムーズになればパンチにも力が乗るとあり、高山は「全てが底上げできる」と効果を口にした。

 加納陸(18=大成)との決定戦へ向け、同ジムで3月から3度の合宿を実施。33歳は「それだけベルトに飢えている」と目をぎらつかせた。

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2016年7月16日のニュース