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尚弥、右拳痛「完全に治った」 9月防衛戦へ本格練習再開

[ 2016年6月23日 05:30 ]

ミット打ちで強烈なパンチを放つ井上尚(右)

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)が横浜市内の所属ジムで本格的な練習を再開した。

 5月8日の2度目の防衛戦は右拳を痛めて左手一本での戦いを強いられたが、単なる打撲だったため約1週間で腫れが引いたという。今月上旬から軽くジムワークを再開して21日にはスパーリングも行ったそうで、この日は父・真吾トレーナーを相手に2ラウンドのミット打ち。「今は完全に治った。来月からは週3回(のペースで)スパーをやっていく」と話した。

 大橋秀行会長も「次は9月ごろに防衛戦。その次は12月で、年内に2試合防衛を重ねたい」と当初のプラン通りに試合を行う考えを示した。ただし、次戦での対戦が有力視された前王者ナルバエス(アルゼンチン)はバンタム級に階級を上げたため、再戦はほぼ消滅。同会長は9月に首都圏で予定する次戦の相手について「交渉中」とした。

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