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村田 プロ野球全球団導入“秘密兵器”持参で米合宿へ出発!

[ 2016年6月9日 05:30 ]

新兵器を持つ山本トレーナー(後方)とともに成田空港から渡米する村田

ミドル級ノンタイトル戦10回戦 WBCミドル級6位・村田諒太―ジョージ・タドニパー

(7月23日 米ネバダ州ラスベガス)
 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBC同級6位の村田諒太(30=帝拳)が体調管理の新兵器を導入したことが分かった。7月23日に米ラスベガスで予定するプロ11戦目へ向けたスパーリング合宿のため、8日に成田発の航空機で渡米。山本忠雄トレーナーが医療機器メーカー「伊藤超短波」の理学療法機器「コンビネーション刺激装置EU―910」を合宿に持ち込むことが判明した。

 同社の機器はプロ野球全球団が導入し、他競技でも使用するトップ選手は多い。整体院や治療施設でも使われる「コンビネーション刺激装置」は超音波治療器と低周波治療器を組み合わせたもので、超音波を筋肉の深部に当て、同時に電気で刺激を与えることでケガ予防や体力回復に効果を発揮するという。

 主に合宿を行うラスベガスは最高気温42度。村田も「ありえない」と苦笑いするが、「体調管理の予行演習になる」という約2週間の合宿で、新治療器具がコンディション調整に果たす役割は大きそうだ。

 世界初挑戦へ重要なアピールの場となるプロ11戦目まで1カ月半。村田は「スパーでは左のパンチとか、いろいろと試してみたい。スタイルは固まりつつあるので、その中のバリエーションを確認できたらいい」と合宿の目的を口にした。

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