ゆうこりん黒木　初のＫＯ防衛！ケガに耐え「涙が出そうになった」

４Ｒ、強烈な左ストレートを放つ黒木優子

ＷＢＣ世界女子ミニフライ級タイトルマッチ１０回戦 ○黒木優子　８回２分９秒ＫＯ　ノル・グロ●

（6月6日 東京・後楽園ホール）
　“ボクシング界のゆうこりん”黒木が３年ぶりの後楽園ホールで初のＫＯ防衛を果たした。

　３週間前に腰を痛めて練習ができず、試合３日前には福岡の自宅で転んで右手をつき「親指と中指が折れたかもしれない」という状態。それでも３回に左ショートでダウンを奪い、８回にはコーナーでメッタ打ちにして苦手のサウスポーを攻略した。

　東京進出第１戦を飾り、「不安しかなかったので勝って初めて涙が出そうになった」と照れ笑いを浮かべた。