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八重樫、表情引き締め「どのみち厳しい試合になる」

[ 2016年5月5日 14:13 ]

<IBF世界戦 予備検診>検診を終え、ファイティングポーズをとるマルティン・テクアペトラ(左)と八重樫東

 「ボクシングフェス5・8」(8日、東京・有明コロシアム)の予備検診が5日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで行われ、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチは初防衛に挑む王者・八重樫東(大橋)が身長1メートル60・8、リーチ1メートル65で、挑戦者マルティン・テクアペトラ(メキシコ)が1メートル62・5、1メートル68といずれも上回った。

 八重樫は「減量は順調に来ている。体重も問題ない」と話し、テクアペトラの公開練習を視察した大橋秀行会長からの報告を受けて「相手は手数もスタミナもありそう。どのみち厳しい試合になるのは覚悟してます」と表情を引き締めた。

 大橋会長は、テクアペトラの脈拍が1分間38回と少なかったことに「マラソン選手並み。スタミナがあるね」と注目。テクアペトラのホルヘ・バレラ・マネジャーは「標高4000メートルの高地で走り込んだ成果だと思う。これは試合の時に生きると思う」と胸を張った。

 テクアペトラは初対面した八重樫について「リングではアグレッシブだが、今はカリスマ性を感じた」と話し、「コンディションはエクセレント。何も問題ない。モチベーションも高いし、このチャンスは逃さない」と意欲を語った。

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2016年5月5日のニュース