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内山に挑戦するコラレス 練習公開「俺を倒すことはできない」

[ 2016年4月22日 16:33 ]

笑顔をのぞかせながら練習するコラレス

 プロボクシング・トリプル世界戦(27日、東京・大田区総合体育館)のWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦でスーパー王者・内山高志(36=ワタナベ)に挑戦する暫定王者の同級1位ジェスレル・コラレス(24=パナマ)が22日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。「インビジブル(透明人間)」の異名を取るディフェンスの達人らしく、シャドーボクシングの時点からバックステップなど足の動きを主に確認。その後の練習も追いかけてくるトレーナーからリング内で逃げ回ったり、打っては下がるミット打ちを披露した。

 21日朝に来日。「体重は問題ない」と話していたが、同日昼の時点ではリミットより7キロ以上重い66・3キロだった。しかし、昼はジムワーク、夜は縄跳び、朝はランニングを行い、一日で5キロ落としたという。パナマでは日本時間に合わせて調整してきたそうで「コンディションは最高でエクセレントだ。東京は美しくて、人も文化も最高!」と笑顔を振りまいた。

 内山の愛称が「KOダイナマイト」と聞かされると「今回、それはさく裂しないだろう。俺を倒すことはできない」と自信タップリ。「内山に勝つプランは当日見てのお楽しみだが、12ラウンドフルで戦う練習はしてきた」と語り、最後はテレビカメラに向かって「内山、俺の顔が見えているか?試合の時は見えないぞ」と挑発した。内山を担当するワタナベジムの佐々木修平トレーナーは「イメージどおり。スピードがあってディフェンスが凄く良さそう。瞬発力があるので、いきなり踏み込んでくるパンチ、特に左アッパーに気をつけたい」と話した。

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2016年4月22日のニュース