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河野幸運の「緑」で初KO防衛だ 昨年興毅戦で色変え判定勝ち

[ 2016年4月21日 05:30 ]

練習を公開した河野

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・河野公平―同級7位インタノン・シッチャモアン

(4月27日 大田区総合体育館)
 WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(35=ワタナベ)がラッキーカラーで初のKO防衛を目指す。3度目の防衛戦へ向け、都内で行われた公開練習に全身緑色で登場。19日までに127回のスパーリングを消化したため、この日はマスボクシングとミット打ちという軽めのメニューだったが、緑色のグローブを力強く振った。

 昨年10月の亀田興毅戦(米シカゴ)で、メーカーから勧められた緑色のトランクスを着用して判定勝ち。従来はオレンジがラッキーカラーだったそうだが、「気に入った」と験を担ぎ今回は濃いグリーンでトランクス、ガウン、シューズを統一した。試合用グローブは注文が間に合わず黒の予定も「ラッキーカラーのグリーンで頑張ります」と照れ笑いを浮かべた。

 リミットまで約1・8キロと調整は順調。暇があれば映像を見ているという挑戦者の印象を「コンパクトに打ってきて右フックが強い。サウスポーだけど前に出てくるのでかみ合うタイプ」と分析した。2度の戴冠はいずれもKO勝ちだったが、KO防衛はまだない。過去6戦全勝5KOのタイ人相手、1年4カ月ぶりとなる日本での試合へ向け「中盤か後半にKOで勝ちたい」と予告した。

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2016年4月21日のニュース