八重樫 10位相手も油断なし「そういう時が逆に危ない」
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 王者・八重樫東―同級10位マルティン・テクアペトラ
(5月8日 有明コロシアム)
昨年末に3階級制覇を達成した八重樫はマルティン・テクアペトラ(25=メキシコ)との初防衛戦に臨む。
ランキング10位だが、八重樫は「そういう時が逆に危ない」と表情を引き締め、元4階級制覇王者エリック・モラレス・プロモーターが送り込んでくる挑戦者を「自分よりもリーチが長く積極的な選手で、スタイル的にはかみ合うと思う」と分析した。大橋会長は「“激闘王”という(八重樫の)ニックネームどおりの試合になると思う」と予想しつつも、「たまには前半で楽勝する試合も見てみたい」と指令。八重樫は「できるだけ被弾せず、会長が安心して見られる試合を心掛けたい」と苦笑いした。
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