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マクレガー 連勝は15でストップ 階級上のディアスに歯が立たず

[ 2016年3月6日 16:27 ]

ネイト・ディアスに敗れ頭を抱えるコナー・マクレガー (AP)

 総合格闘技のUFC196は5日(日本時間6日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われ、メーンイベントのウェルター級5回戦はネイト・ディアス(30=米国)が2回にコナー・マクレガー(27=アイルランド)からリアネイキッドチョーク(裸絞め)でタップを奪い勝利した。

 マクレガーは当初、1階級上げてライト級の王者ハファエル・ドス・アンジョス(31=ブラジル)と戦う予定だったが、アンジョスが負傷欠場のため、対戦相手がライト級のネイト・ディアス(30=米国)に変更された。

 試合自体もライト級からさらに上となるウエルター級契約となり、マクレガーにとって不利な要素が重なった。2回、ディアスはマウントポジションからのパンチ攻撃を続け、これを避けようとバックマウントとしたマクレガー。しかし、これが命取りとなり、首を締められたアイルランド人はタップを余儀なくされてしまった。

 「勝利は驚くべきことではない」と試合後に語ったディアスはこれで29戦19勝10敗。一方、体格のハンデを克服できずに完敗したマクレガーは22戦19勝3敗で、2011年から続いた連勝は15で止まった。

 また、石原“夜叉坊”暉仁(24)がジュリアン・エロサ(26=米国)と対戦、初回から攻め続けた石原が2回34秒、下がりながら左フックを合わせると一気にKO勝利を奪った。試合後「スピードが違うから、当たるなあと思った。仲間のセコンドワークもばっちりやって、自信持って行けたのが一番デカかった」とフィニッシュシーンを振り返った。

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