ＵＦＣ１９６、ファイトマネー公表「マクレガーが初のミリオンダラー」

コナー・マクレガー　（ＡＰ）

　総合格闘技のＵＦＣ１９６は５日（日本時間６日）、米ネバダ州ラスベガスのＭＧＭグランド・ガーデン・アリーナで開催されるが、メーンイベントで登場するコナー・マクレガー（２７＝アイルランド）のファイトマネーが同日に１００万ドル（約１億１３００万円）だと明らかになった。

　ＵＦＣの興行で１００万ドルのファイトマネーを手にするのはマクレガーが初めて。現地メディアも「マクレガーはＵＦＣで最初のミリオンダラー選手だ」と報じている。この額は最低保証で、これに有料放送の歩合が加算。また、勝利の際のボーナスは用意されていないという。

　マクレガーは当初、１階級上げてライト級の王者ハファエル・ドス・アンジョス（３１＝ブラジル）と戦う予定だったが、アンジョスが負傷欠場のため、代わりにライト級のネイト・ディアス（３０＝米国）と対戦。そのディアスのファイトマネーは５０万ドル（約５６００万円）が最低保証で、勝利ボーナスは支払われないとのこと。

　セミメーンは昨年１１月に絶対王者と呼ばれたロンダ・ラウジー（２９＝米国）をＫＯし、女子バンタム級王座に就いたホリー・ホルム（３４＝米国）の初防衛戦。こちらもファイトマネーが公表され、ホルムは５０万ドルが最低保証で、勝利ボーナスはなし。対戦相手のミーシャ・テイト（２９＝米国）は４万６０００ドル（約５２０万円）で、勝てばさらに４万６０００ドルのボーナスを得るという。