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山崎 判定勝ちで日本代表決めた!ゲーオにリベンジのチャンス

[ 2016年3月5日 05:30 ]

野杁正明(右)に判定勝ちで優勝し、雄叫びを上げる山崎秀晃

スポニチ後援K―1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 65キロ級日本代表決定トーナメント

(3月4日 東京・代々木第2体育館)
 8人によるトーナメントが行われ、山崎秀晃(29=チームドラゴン)が決勝で野杁(のいり)正明(22=EBISU 小比類巻道場)に2―0で判定勝ち。日本代表の座を獲得し、6月24日の65キロ級世界最強決定トーナメントへの出場権を手にした。

 決勝を判定で制した山崎は肩の荷が下りたような笑顔で振り返った。

 「ここまで来られたのは周りの人のおかげ。最後は応援してくれた一人一人の顔を思い出し、頑張れました」

 1回戦、準決勝は左足のハイキックがさえ渡り、連続KO勝ちで突破した。決勝は優勝候補の本命に挙げられていた野杁との一戦。全身全霊をぶつけ合うスタミナ戦となったが気力でしのいだ。

 K―1は一昨年11月以来の参戦。前回は現在の最強王者、ゲーオ・ウィラサクレックに惨敗し頭蓋骨陥没骨折のため救急車で搬送される屈辱を味わった。それから1年4カ月、日本代表の座をつかんだ。6月24日の65キロ級世界最強決定トーナメントへの出場権を手にしたことでゲーオへのリベンジのチャンスを得た。「65キロに山崎ありと言わせたい」と早くも世界の舞台を見据えた。

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2016年3月5日のニュース