夫人誕生日に激闘V10!山中「一番のプレッシャーでした」

[ 2016年3月4日 21:06 ]

初回、ソリス(右)に左を放つ山中
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プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介 3―0、12回判定 同級3位リボリオ・ソリス

(3月4日 島津アリーナ京都)
 スリリングな激闘だった。2回、王者・山中は右フックで幸先よくダウンを奪った。だが、3回に挑戦者ソリスのロングレンジからの右ストレートで2度のダウンを喫した。騒然とする客席。何とか持ちこたえると、王者は9回に左ストレートでダウンを奪い返し、ジャッジ3人がいずれも10点差を付けて白星を手にした。

 試合後、「(防衛成功で)ありがとうございますと言うよりも2回もダウンして、いいところを見せられなくてすいませんでした。ダウンを引きずった訳でもなく、中盤から足が使えるようになって自分のボクシングになってきた」と冷静に振り返った。

 地元・京都での防衛戦。妻の沙也及夫人はこの日が31歳の誕生日だった。「地元の後援会、高校ののOBもいっぱい来てくれたんで、いいところを見せようとちょっと空回りしすぎた。沙也及、おめでとう。沙也及の誕生日が一番のプレッシャーでした」と冗談めかした。

 世界王座の10連続防衛。国内のジム所属選手の世界王座の連続防衛記録は具志堅用高(協栄)の13回が最多。次いで内山高志(ワタナベ)の11回、長谷川穂積(真正)の10回で、山中は長谷川に並んだ。苦しみながらの勝利は今後の防衛ロードに必ず生きるはずだ。

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