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ラウジー 元マネジャーと和解「一番必要な時にサポート受けられる」

[ 2016年2月23日 15:22 ]

ロンダ・ラウジー (AP)

 総合格闘技UFCの女子バンタム級元王者ロンダ・ラウジー(29=米国)と元マネジャーの男性との間で争われていた訴訟が22日に和解した。両者は契約で行き違いがあったという。

 元マネジャーの男性とラウジーは2010年にマネジメント契約を締結。この頃はラウジーがまだUFCへ参戦する前で、これから格闘家としてのキャリアを積もうとしているところだった。

 その後、具体的な時期は明らかにされていないが、UFCの看板選手となった頃から両者の関係はこじれた模様。昨年11月に開催されたUFC193では、大会前の記者会見で「元マネジャーから訴えられ、多額の賠償金を請求されている」とラウジーはコメント。一呼吸置いた後に、「でも大丈夫。そのくらい払えるから」と話していた。

 これを受けて、元マネジャーも「格闘家としては素晴らしいが、人としてはそうとは言えない」などと応戦。また、ラウジーのキャリアをサポートするための資金と今回の訴訟費用で100万ドル(約1億1200万円)以上を失ったことも明かしていた。

 泥仕合の様相を呈したが、新たな内容で契約を結びなおすことで和解。UFC193で王座から陥落したラウジーは「彼は私が格闘家として駆け出しの頃からそばにいてくれた。一番必要としている時にサポートを受けられることに感謝している」と声明を発表。一方、元マネジャーの男性も「王座返り咲きへ向けて努力している彼女を応援している」と語っている。

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2016年2月23日のニュース