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和気、片岡鶴太郎&鬼塚氏セコンドに「心強い」 17日世界前哨戦

[ 2016年2月16日 15:23 ]

<IBFスーパーバンタム級世界前哨戦前日計量>無事に計量をパスした和気(左)は対戦相手のサブとポーズをとる

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位・和気慎吾(28=古口)が17日、東京・後楽園ホールで世界前哨戦の10回戦(56・2キロ契約)に臨む。

 16日は前日計量が行われ、和気が56・1キロ、対戦相手のインドネシア同級王者ワルド・サブ(26)は1・5キロも軽い54・7キロでパスした。サブは1回目の計量が53・7キロと軽すぎたため、服を着用しての再計量でパスとなった。和気は「コンビネーションを練習してきた。そのあたりを見せられれば」と抱負。世界挑戦は27日に予定されているIBF同級王者フランプトン(英国)とWBA王者クイッグ(同)による王座統一戦の結果次第だが、「自分のことで精いっぱい。この試合が終わったら考えられる」と話した。

 セコンドは俳優・画家の片岡鶴太郎が15年ぶりに務めるほか、元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也氏も就くことが決定。鬼塚氏が現役時代にトレーナーだった古口哲会長の要請に応じたもので、和気は「心強いです」と頼もしそうに話した。

 古口会長、鬼塚氏、片岡の3人がリングにそろうのは、鬼塚氏が現役最後の試合でWBA王座を失った94年9月以来22年ぶり。古口会長は「5回までに倒せば世界戦へゴーサイン」と愛弟子にノルマを課した。

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2016年2月16日のニュース