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セカンドキャリア対策だ!八重樫 大橋ジム焼き肉店で“修業”

[ 2016年2月16日 05:30 ]

八重樫(右)が焼き上げる肉を待つ(左から)川嶋氏、大橋会長、松本

 ボクシングの大橋ジムが地元・横浜市内で焼き肉店をオープンさせた。

 大橋秀行会長がボクサーのセカンドキャリア対策として店舗経営を考えていたもので、元日本ウエルター級王者・坂本孝雄氏が広島や東京などで計34店舗を展開するチェーン店「炭火焼肉 ぶち」の関内店が営業を開始。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(22)やIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(32)らが来店し、将来は焼き肉店経営も視野に入れる八重樫は肉を焼くなど接客を体験した。

 大橋会長は「ボクサーは引退してからが大変なので、こういう場所があればいいと思っていた」と説明。高校時代から親交があり、広島でジム経営も行う坂本氏に相談に乗ってもらったという。既に現役選手がアルバイトとして勤務するほか、元選手も積極的に雇用していく方針だ。

 ラーメン店の勤務経験があり、今後は試合がない時期に店での“修業”も予定している八重樫は「ボクサーが先のことを考えないでもいいように会長が道をつくってくれた。人と接することができるので飲食店は好きな部類の仕事」と話した。

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2016年2月16日のニュース