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大平“琴奨菊トレ”で2度目世界戦へ 体幹トレに手応え

[ 2016年2月14日 05:30 ]

花形ジム2人目の世界王者を狙う大平剛(右)と花形進会長

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ

(3月3日 タイ・ナコーンラーチャシーマー)
 WBC世界ミニマム級7位の大平剛が“琴奨菊トレ”で2度目の世界戦に挑む。3月3日に敵地タイで同級王者ワンヘンへの挑戦が決定。14年12月31日のIBF・WBO同級王座決定戦で高山勝成(仲里)に敗れた要因のフィジカル面を強化していることを明かした。

 強化にあたっては、デラホーヤやパッキャオを指導した池田充宏氏に師事。大関・琴奨菊らを指導する小倉義人氏には体の使い方についてアドバイスされた。「上半身をもっと使えれば下半身も生きる」と立つ姿勢から矯正。琴奨菊も行った、ヤカンに似た器具「ケトルベル」を振る体幹トレなどにも取り組み、「ミットを打っていても手応えはある」と話した。

 試合は屋外リングで午後3時開始予定。暑さに少しでも慣れるため、8日前の今月24日に現地入りする。「相手はガードが堅く隙がないけど、スピードは勝っているので足でかき回せれば」と戦い方をイメージした。

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2016年2月14日のニュース