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岩渕 東洋太平洋王座ならず、3度目挑戦もリベラにTKO負け

[ 2016年2月11日 21:30 ]

 東洋太平洋スーパーライト級王座決定戦12回戦は11日、東京・後楽園ホールで行われ、同級3位の岩渕真也(30=草加有沢)は同級4位アル・リベラ(22=フィリピン)に7回1分25秒TKO負けした。

 序盤から左フックを再三浴びて劣勢に立たされ、4回にはアッパーとストレートを食らって2度ダウン。右ボディーを返して粘ったものの、7回に右ジャブ2発から左ストレートを受けて棒立ちになり、連打を浴びたところでレフェリーが試合を止めた。「想像以上に(相手に)パンチ力があった。2回に左オーバーハンドをもらって効いてしまい、リズムが崩れた」とうなだれた。

 埼玉県八潮市出身の岩渕は花咲徳栄高を経て、04年に18歳でプロデビュー。12年に日本スーパーライト級王者となり3度防衛したが、東洋太平洋王座は13、14年と2度挑戦して敗れていた。今回は14年に12回TKO負けした小原佳太(三迫)が1月に返上し、空位となった王座に挑んだが“3度目の正直”はならなかった。

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2016年2月11日のニュース