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川崎新田ジム3選手がタイトル戦へ意気込み、三好「スピード生かす」

[ 2016年2月6日 18:10 ]

王座奪取へ意気込む川崎新田ジムの黒田雅之(左から2番目)、西田光(同3番目)、三好喜美佳(同4番目)。左端はJ1川崎Fのマスコット・ふろん太君、右端は川崎新田ジムのマスコット、ショープくん

 ボクシングの川崎新田ジムに所属する3選手が6日に会見を開き、タイトル挑戦への意気込みを語った。

 3月6日に川崎市とどろきアリーナで行われる東洋太平洋女子スーパーフェザー級タイトルマッチでは、同級1位の三好喜美佳(32)が王者・水谷智佳(34=宮田)に挑戦。13年に東洋太平洋王座を獲得し、14年にはIBF女子世界王座に挑んだバンタム級から3階級上げての挑戦となるが「もともとバンタム級では減量がきつかった。持ち前のスピードとスタミナを生かしてタイトルを獲りたい」と意気込んだ。前座ではサッカーJ1川崎Fのマスコットで日本マスコット級王座(非公認)を2度防衛中のふろん太君(3戦3勝3KO)も試合を行う。

 また、3月11日には今年のチャンピオンカーニバルの開幕戦として、日本・東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ(後楽園ホール)で同級1位・西田光(28)が王者・柴田明雄(34=ワタナベ)に挑戦する。14年7月に判定負けした相手との再戦へ向け、西田は「下馬評は不利と思うが、準備はしっかりやってきた。(ボクシングを)続けていけるかという面で大きい試合と思う」と話した。

 3月18日には同じくチャンピオンカーニバルの日本フライ級タイトルマッチ(後楽園ホール)で同級1位・黒田雅之(29)が王者・粉川拓也(30=宮田)に挑む。かつて拳を交えた田口良一(WBA世界ライトフライ級王者、ワタナベ)やファン・カルロス・レベコ(元2階級制覇王者、アルゼンチン)が年末の世界戦で戦っているのを見て「この2年間の年明けの気分は最悪だった」と話し、「自分も勝つしかない。世界を見据えてやっていきたい」と言葉に力を込めた。

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2016年2月6日のニュース