バルト　アーツに圧勝デビュー　相撲＆柔道融合スタイル見せた

＜ＲＩＺＩＮ＞総合デビューを判定勝利で飾ったバルト

ＲＩＺＩＮ　ＦＩＧＨＴＩＮＧ　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ２０１５

（12月31日 さいたまスーパーアリーナ）
　エストニア出身のバルト（３１＝大相撲の元大関・把瑠都）は格闘家デビュー戦で元Ｋ―１王者のピーター・アーツ（４５）と対戦。３―０の判定で圧勝した。

　１Ｒ、怪力を活かしたバルトトレイン（電車道）でアーツを押し倒し、コーナーでバルトハンマー（パウンド）を連発。柔道経験者らしくグラウンドでもアーツを終始圧倒し、２Ｒには大内刈りでテークダウンを奪う場面もあった。３Ｒもバルトトレインから大内刈りの合わせ技で完全に圧倒した。

　相撲と柔道を融合させたスタイルで完勝したバルトは「ピーターさんに相手にもらってありがとう！本当にレジェンドと試合できるって思ってもいなかったのに、最初の試合で本当にたくさんの皆さんに足を運んでもらってありがとうございます。これからも私日本一、世界一目指して一生懸命頑張ります」と喜びと感謝を口にした。