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五輪目指す兄はKO勝ちに感心「あれはなかなかできない」

[ 2015年12月31日 18:53 ]

6R、田中恒成はサルダールをKOで破りガッツポーズ

WBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ○田中恒成 6回KO ビック・サルダール●

(12月31日 愛知県体育館)
 アマチュアでリオデジャネイロ五輪出場を目指す田中の兄、亮明(駒大)は弟のKO勝ちを見届け「負けに近い状況から逆転できる精神力、勝負強さ。あれはなかなかできない」と感心していた。

 五輪が開催される2016年は重要な年になる。「五輪出場を決めて、金メダルを取りたい」と意気込みを語った。

 ▼ビック・サルダールの話 自信がつく試合になった。ただ(最後の)一発で変わってしまった。ものすごかった。最高のパンチだった。とてもいい経験ができた。

 ▼畑中ジム・畑中清詞会長の話 サルダールは距離を取ってからうまかった。いい形になってきた直後のダウンで大丈夫かと思ったが、相手も弱ってきていた。(2階級挑戦は)これからゆっくり考える。

 ▼星野敬太郎氏(元世界ミニマム級王者)の話 鮮やかだった。ダウンを奪われて目が覚めたのだろう。ボディーで世界戦をKO勝ちするのはすごい。一試合一試合着実に進化している。

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