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内山「前回以上の試合を」5月のV10は2回KO

[ 2015年12月31日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる内山

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ スーパー王者 内山高志―同級6位 オリバー・フローレス

(12月31日 大田区総合体育館)
 11度目の防衛戦となるWBA世界スーパフェザー級スーパー王者の内山高志はリミットに200グラム余裕を持ってクリアした。前夜もスッポンスープと鶏肉を食べるなど苦しむことなく減量に成功。5月に左肘の遊離軟骨除去手術を行って、体に不安な箇所は一つもなく「4、5年ぶりぐらいに絶好調です」と仕上がりに自信を見せた。

 前夜は拓大の後輩、八重樫東が激闘の末、3階級制覇を達成したが、そのテレビ中継は見なかった。約6年王座に君臨する36歳は「興奮するんで、見てない。“凄い試合だったね”とメールだけしときました」とマイペースを貫いている。

 調印式の前にはWBAからスーパーベルトを贈呈された。「1年待ちました。格好いいですね」。今年2月にスーパー王者に認定されて以来、待っていたものがようやく届いて気分は高まった。5月の前戦は右ストレート1発でジョムトーンに2回KO勝ちした。「前回以上の試合を見せられたらと思う」。勝つのは当然、勝ち方にこだわっていく。

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2015年12月31日のニュース