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高山“井岡騒動”にどこ吹く風「あ~、やってるなあ」

[ 2015年12月31日 05:30 ]

ともに47.6キロで前日計量をパスしポーズをとるIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(右)と挑戦者のホセ・アルグメド

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者 高山勝成―同級8位 ホセ・アルグメド

(12月31日 エディオンアリーナ大阪)
 メキシコなど海外遠征経験も豊富な高山は調印式の騒動にも表情一つ変えなかった。「計量が5分遅れた程度だし、問題ないですね。“あ~、やってるなあ”という感じで。過去に自分の試合でも、もめたことはありますから」。喧噪(けんそう)の中で実施された計量は一発パス。「いいコンディションに仕上げてリングに上がりたい」と余裕をみせた。

 9月のV2戦で左まぶたをカットした影響もあり、今回はスパーリングなしで調整。一緒にキャリアを積んだ中出トレーナーも「スパーがゼロなのは過去にない」と証言する。フィジカルトレで体づくりと減量に成功。あとは実戦勘がポイントだ。高山は「KOでも判定でも自分が勝利者になる。IBF(ミニマム)のベルトは高山のベルト」と強気に言い放った。

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2015年12月31日のニュース