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尚弥の弟・拓真 東洋太平洋初防衛!最終Rダウン奪って判定勝ち

[ 2015年12月30日 05:30 ]

12回、ダッケル(左)からダウンを奪う井上拓真

東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 ○井上拓真 判定 レネ・ダッケル(フィリピン)●

(12月29日)
 井上尚弥の弟・拓真(20=大橋)が初防衛に成功した。

 停滞ムードが漂う中、最終12回に右ストレートを顎に打ち込み、動きの止まった挑戦者に左フックのコンビネーション。初のダウンを奪うと、立ち上がった相手に連打を浴びせ、カウンターをさく裂。KO寸前に追い込んだ瞬間、ゴングが鳴ると悔しい表情を見せた。ジャッジ1人が9点の大差をつける3―0の判定勝ち。それでも「全然ダメでした。10点。ダウン取ったから10点ついただけです」と厳しく自己採点した。

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2015年12月30日のニュース